起勢(起势) 解説
1) 并步直立
1、腰と膝を張らないで腿と足首に体重が 乗っている負荷を感じる
2、足を開く時、肩を斜めに傾けない
2)左脚开立
3、足を開いても足腰を張らないで腰部の骨をへこませない
4、鼻呼吸吸うーかかとを上げ指先を離し移動
5、鼻呼吸吐くー指先から地につけてかかとを降ろしながら
提手 落手
3)两臂平举
腕の持ち上げに腰がつられ腰骨が反らないよう気を付ける 大抵、肩も上がっています
4)屈蹲按掌
ちゅいどぅんあんぢゃん
手を降ろしながら肩、腰の平行を崩さないように
「膝の下げ具合」は太ももの前面の上部と下部に負荷を軽く感じる範囲
「ひざの骨」で支えていたら大間違いです。膝の周りが痛くなってしまうので気をつけてください
注意点 / ミス動作
形
- 腰骨の部分が凹んでいないか確認する
- お尻が突き出ていないか確認する
- 股間が前に出て上向きになっていないか確認
感覚
- 深呼吸をしなくても鼻呼吸で頭とお腹に酸素いきわたる呼吸のしやすさ
- 足首から踵(かかと)にかけて重心がある感じ
- 太ももにだけ負荷がかかっている感じ
家房 YouTube
終わりに
太極拳はこの後に繋げていく動作の上半身すべてがこの形になります。この形を「桩功/じゅあんごん」といいます。
この「桩功/じゅあんごん」を崩さず足の形を変えながら上半身の腕と腰を動かします
この「桩功/じゅあんごん」こそが太極であり内家拳といえます。
この上半身がない動作は中国武術の技術動作ではありますが、太極拳に分類されません。おそらく長拳に分類されます。
今後も動作を覚えつつ、今回の体勢を何度も確認して正しい太極拳を身につけていただけたら幸いです。