
中国語の読み方「 báihè liàngchì / ばいふぅぉりあんちぃ 」
白鶴亮翅 解説
この動作は太極拳の手法基礎である四隅手の「右手が挒liè,左手が採cǎi」を分けて行う動作です。
常に腰の骨が凹まないように力まないで足の体重移動をします。



後ろ足を寄せながらボールを作り始める 寄せてからでも間に合うけど、 なるべく「動く」と「止まる」を合わせます。
右腕で相手を引くけど体の右旋回で引く「lie挒掌」
右上側から左下に引き落とす「cai採手」下を押さえる「按」でも成立する ※左腕を楼手で行う人もいる


少しずつ上半身と下半身の動きを合わせていけるようにするのも技術練習の楽しみであります。
目線 顔の向きを一緒に練習

どの動作も抱球(ボール)は上の手側を見る
動いてるときは体の向きと同じ方向を見る。 顔、首が止まらない様に
白鶴亮翅は完成時に手の方向を見ない特有の形です。 手のひらは下へ向きます。


ミスしやすい動き

後ろ足(右)を寄せるときに腰を反りやすい。
右腕を持ち上げながら右に旋回するときに、歩型を高くしない。主に右膝の高さは固定させたまま行ないます。
↑上記2)より、 動作の完成後に低く構えない 一連の動きは同じ高さのまま完成させます。

後頭部は背中と縦一直線にする。猫背にならないようにします。形を完成させると気を緩ませてだらんとしてしまう事があるので気をつけます。
寄せた右足指を軸にかかとを内側へ向け安定をはかる
前重心になると頭の高さまで変わるので太ももにかかる負荷が減り歩型の重みが無くなってしまう

(肩・腰・)は平行を保ちます。
肩・腰・膝・足先の縦列を揃えます。完璧でなくていいです。
ひねったりすると敵と接触時に捻った方向に安定を保てないから。※実践的な例えからの見識です。
家房 YouTube動画
予備式ー1式起勢ー2式野馬分鬣ー3式白鶴亮翅