雲手 解説

転身雲臂 単鞭からの繋ぎ

1回目の雲手です。上下の往復1回で1セット

上の手 左雲手→右雲手
(手のひらを内側 手の甲を外側)へ向け、手首(高/鼻の高さ)、肩(中)、肘(低)の高低差で軽く膨らみを持たせる。「7式と8式揽雀尾」の掤手と同じ感じ。
寄せる右足
軽く持ち上げて股関節の幅くらいに寄せる。并步は両足はピッタリ揃えない。すり足で寄せない

下の手 摆掌
おへそより下。肘に露骨な角度をつけないで湾曲に垂らす。上半身をやや右に回しはじめる。

2回目の雲手です。

上の手
右手は鼻の高さ程。顔の向きも手の方
左足を出す
左足の開歩 指から降ろす

重心
出した左足に重心を乗せる

寄せる右足
右足は軽く持ち上げて寄せる。

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3回目の雲手です。

左足の開歩

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腰 股関節
腰は足が捻じれない程度に左右に回す。股関節は沈める。重心⇨腰+手がついてくる様に動く。
転頭 眼法
体につられ左右を向く。目線は上の手の位置。
開歩
「1式起势」の開き方と「24式の收势」の寄せ方と同じです。体が傾かず、猫背にならない様に横移動します。1歩を小さ目に踏み出します。地面から指を離し指から降ろす。
ミスしやすい動き
歩法(開歩)注意点
跨(また)がない。大きく一歩を踏み出すと上半身が斜めに傾いて重心が足に乗らないので
顔と目線
体が左右に動かないので顔も動いていない。太極拳は足に体がついてきて体に腕がついてくるのがルール。顔は体の向きに順ずる。